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  3. 空き巣にご用心

空き巣の様子

年末年始に増える空き巣

空き巣被害が増えてきているようです。
空き巣は一年のうちで、年末年始に一番多く表れるということをご存知でしょうか。
空き巣自体がこの時期に物入りになるということもあるかもしれませんが、年末年始は自宅に現金を置いている家庭が多いということも、空き巣が増える原因だといわれています。

空き巣の進入方法

空き巣はいろいろな方法で住居に侵入してきます。
一般的には自宅に誰もいないときを狙って侵入してくるといわれていますが、なんとなくそれは夜間のようなイメージがありますよね。
しかし最近は白昼堂々侵入してくる人が多いので、細かい注意が必要です。

例えば、日中ちょっと買い物に行くだけだからと玄関のカギを閉めないで出掛けてしまう。
もしくは玄関のカギは閉めたけれど、二階の窓は開けっ放しにしてきてしまったというとき、ほんのわずかな時間を狙って空き巣が侵入してきます。
最近の空き巣は仕事が非常に早く、ものの30分で貴重品を盗んで行ってしまうので、「少しだから」ということは通用しないのです。

ひどいケースになると、朝ゴミ捨てに出かけたスキに侵入してくる空き巣もいます。
朝はスーツ姿で出勤するサラリーマンを装い、奥さんなどがゴミ出しに出かけたスキをふらふらしながら狙っています。
出かけたスキにさっと住居に入り、貴重品を盗んでいってしまうのです。

このようにまったく気をつけていないときは、ハンドバッグをテーブルの上に置いたままだったり、貴重品が見えやすいところにありますので、より仕事が早く済んでしまいます。
あとは、一般家庭では貴重品を置いているところがだいたい決まっているらしく、狙ったところをサッと探せばすぐに見つかってしまうのだそうです。

空き巣対策

これらのことを踏まえ、空き巣を予防するには戸締まりをしっかりすることはもちろんですが、貴重品を家に置いておかないこと、置いておく場合もタンスの中など空き巣が見つけやすいところに置いて置かないことがとても重要です。
金庫を置いておいても、持って出られるくらいコンパクトなものだとそのまま持って行かれてしまいますので、とても持てないような重たい金庫にするのがおすすめです。

一般的に貴重品をしまい込みやすいと考えられているのが、タンスの中や書斎の棚、冷蔵庫などに多いといわれています。
冷蔵庫なんて思いもつかないと考えるようですが、空き巣は意外と冷蔵庫もしっかり狙っているようですので、それ以外のところを狙ってしまっておくようにしましょう。