冬の暖房
冬はどうしても「乾燥」に悩まされるようになります。
エアコンを使ったり、ヒーターを使ったりしていると、どうしても空気中に水分が足りなくなってしまうので、空気が乾燥してしまいます。
この乾燥、健康に意外なダメージを与えてしまうことをご存知ですか?
空気が乾燥するということは、人の体の皮膚も乾燥しやすくなるということ。
特に、アレルギー体質の人は肌の乾燥からアトピーにつながってしまうことも多いので、注意をしなければなりません。
アトピーになると、治療にはステロイドをはじめとする治療薬が必要とされることも多いので、まずは「アトピーが出ないように注意する」ということが大事になるのです。
乾燥による弊害
空気が乾燥すると、アレルギー体質の人はアトピーになりやすいと書きました。
それ以外にも、実は「肌が乾いてカサカサになる」ということに悩まされることもありますし、喉が炎症を起こしてしまうという人もいます。
冬になると、喉が乾燥してしまうという人はいませんか?
こういう場合、喉が乾燥したところにウィルスが入り込み、炎症を起こしている可能性があります。
これは、酷くなると咽頭炎やリンパ線炎などの酷い病気につながってしまう可能性もありますので、注意をしなくてはなりません。
あまりにも乾燥が酷い場合は、マスクをして眠るなどの工夫も必要になります。
この「マスクをして眠る」という対策は、非常に効果的。ただマスクをするだけなので、誰にでもできる対策なのも良いですね。
保湿剤を使う
アレルギー肌だとわかっている人は、病院で処方された保湿剤などを使いながら冬を乗り切るという方法も。
保湿剤は、体から水分が逃げないように保護をしてくれますので、「冬の乾燥が心配」と言う人にぴったりです。
特に子供の場合、悪化するとすぐにアトピーになる可能性がありますので、できるだけ早めに対策をしてあげましょう。
保湿剤は、薬局で販売されていますので、そこで購入するというのもアリです。
濡れたタオルを室内においておく
もっとも簡単な乾燥対策としては、濡れたタオルを部屋のどこかにぶら下げておくというものです。
これだけでも、お部屋の乾燥はずいぶんましになりますので、実践してみてください。
また、お金に余裕がある人は「加湿器」を購入し、暖房機器と一緒に使用するといいでしょう。
この様に、冬の乾燥対策にはいくつかの方法があります。
自分の家にとって、少しでもいい方法を実践してみてくださいね。